浮気調査で確実な証拠をつかむ!復縁から離婚までの証拠と情報戦略

浮気調査で確実な証拠をつかむ!復縁から離婚までの証拠と情報戦略

離婚したいなら確実な証拠を集める必要があります。
浮気調査はターゲットの行動でとれる証拠や情報が変わってきますから、必ずしも一発勝負で証拠につながるとは限りません。
しかし、とれた情報を最大限に活かして、復縁から離婚、不倫相手に対する請求までに対応することができます。
今回は復縁から離婚の各方法によってどんな情報が必要か、どんな証拠が裁判でも勝てるかを紹介。
「動かぬ証拠」や「証拠の補強材料」とは何か知ることで、適切な浮気調査の依頼ができるでしょう。

『浮気調査から考える復縁から裁判離婚までの選択』

まず、浮気調査を依頼する前にこれからの未来を考えてみましょう。
妻・夫の浮気を疑った時点で、考えられる大きな選択肢は以下のとおり。

①早めに対策をうって、夫婦としてやり直しをはかる復縁
②すぐにやり直しをはかる復縁は難しいが時間と場所を空けて別居する
③不倫相手にのみ責任を追及して、離婚まではせず我慢
④パートナーと不倫相手に対して責任をとってもらい、お互いの話し合いで協議離婚する
⑤パートナーの性格や考えから、話し合いでは離婚条件が折り合わず調停離婚に発展する
⑥調停でも決着がつかずに弁護士を立てて裁判離婚する

これらの選択から、浮気調査で必要な情報や確実な証拠とは何かを見ていきましょう。
浮気調査のプロが教える不倫と浮気の調査とは - 浮気調査興信所(探偵事務所)
まず、①と②は離婚まではしなくとも、不倫相手がいるという情報がとれればまずはOKという選択肢です。
もちろん、浮気調査は証拠をとることを前提にしますが、ケースバイケースで調査した日にホテルへの出入りがない場合もあるでしょう。

しかし、不倫相手と思われる異性と会ってデートしていたなどのシーンだけとれた場合。
その映像や写真のデータで妻・夫を問い詰める材料にはなるはずです。

離婚まではしなくても、真実を確認して別居したり我慢して復縁する手段にはなります。
デートのシーンなどは単に異性と一緒にいたというだけの情報なので、裁判上の離婚理由に該当はしません。

あとは依頼者自身がその情報をもって妻・夫を問い詰める力が必要で、「相手に自白させる」ことができれば不倫があったことを確かめられます。
その結果を聞いて、子供や生活の状態を考えて、離婚までは踏み切らずに復縁するか別居するかなどを判断しましょう。

『慰謝料を請求する場合は証拠が必要なケース』

③以降は確実な証拠が必要になるため、浮気調査においてデートシーンだけが撮れたというのは認められません。
妻・夫と不倫相手が「不貞行為をしていた」ことを証明する必要があるため、ここから「確実な浮気の証拠をつかむ」必要があるのです。
浮気調査のプロが教える不倫と浮気の調査とは - 浮気調査興信所(探偵事務所)
探偵事務所・興信所が行う浮気調査での動かぬ証拠とは、裁判上の離婚理由にあたる「配偶者に不定行為があったとき」です。
これは肉体関係があることの証明ですから、ベッドシーンをそのまま撮れば証拠となります。

しかし、事実上それは不可能なことが多いため、「ラブホテルへ出入りしているシーン」を撮影し「客観的に見て不貞行為があった」と判断できる情報があれば良いのです。
そのため、探偵事務所・興信所のサイトでは赤外線を使用して夜間にラブホテルに出入りする写真などを報告書としてあげています。

妻・夫とは離婚しないまでも不倫相手には慰謝料を請求して2人を完全に別れさせることはできるでしょう
その手段としての証拠とりであれば、確実な不貞行為の証拠が必要です。

『できるだけ証拠をとって離婚条件を優位にする』

④は夫婦間での話し合いによる協議離婚です。
第三者を間に挟まずに離婚する方法で、離婚する夫婦の90%が協議で別れています
浮気調査のプロが教える不倫と浮気の調査とは - 浮気調査興信所(探偵事務所)
ここで必要なのは、不倫をしていたという情報と動かぬ証拠です。
話し合いで離婚するにしても、相手が不倫していたことを認めさせる必要があり、さらに離婚の条件についても話し合うことになります。

夫婦の預貯金をどう分配するか、子供はどちらが引き取るか、主婦なら今後の生活費を相手に支払ってもらうか、住宅ローンや借金はどうするかなど。
その他にも年金分割や不動産、有価証券など細かい財産に関する離婚条件を決める必要があるでしょう。

すべて2人の話し合いで決着をつけるため、依頼者が希望する条件を相手に認めさせてから離婚届けに印を押すことがポイント。
この「条件をどれだけ優位に認めさせるか」で、得るべき証拠と情報が決まってきます。

相手が譲らないとなれば、調停・裁判に発展していくので、想定した上で次の展開を見ていきましょう。

『調停から裁判を想定して完璧な証拠をとる』

協議離婚で主張がぶつかり合って、離婚届けに印を押せないとなれば調停に発展します。
浮気調査のプロが教える不倫と浮気の調査とは - 浮気調査興信所(探偵事務所)
調停委員という第三者が間に入って、家庭裁判所で双方の意見を聞いて離婚条件を提示していく方法。

裁判ではないので、単に知人からの助言があるくらいの感覚で臨むべきです。
しかし、調停委員の考えを左右させるのも証拠ですから、不倫していた証拠・情報はきちんととっておきましょう。

『離婚の最終手段である裁判離婚で証拠を使う!』

浮気調査の証拠集めとは、この裁判を想定した上で行われる作業です。
ラブホテルに出入りしているシーンでも、顔が判別できなければ相手に論破される可能性もあり完璧な証拠とはいえません。
浮気調査のプロが教える不倫と浮気の調査とは - 浮気調査興信所(探偵事務所)
探偵事務所はそれらを考慮して夜間でも遠距離でもきちんと証拠として採用される映像などを撮るのです。
確実な証拠集めとは、音声データにしても相手の声と会話内容が入っていたり、日付があって不倫している日時を特定できるなどの具体的な条件が必要です。

妻・夫が不倫相手と一緒にいる夜間にメールなどをして「帰宅する時間などを連絡してもらう。」
その返信から妻・夫が家にいないということを証明し、さらに調査員がホテルへの出入りを撮影して映像にするなど。

メール内容に「友人と飲んでいる」などの嘘があれば、嘘をついている原因を追及して映像データを上げ、「自分が不倫している」ことを隠したという裏付けをすることができます。
こうした細かい証拠をつみあげていくことで、裁判で弁護士が優位に立ち、相手を論破できる条件が整うのです。

探偵事務所・興信所の完璧な証拠集めは、こうした周辺状況も含めた情報をとることなので、裁判までを想定するならきちんと証拠をとることが大切です。